疲れないために選択の時間を意識せよ

健康法
選択

あなたは起きてから寝るまでの間にエネルギーを使い切ってしまっている感覚はありますか。

疲労感はどうでしょうか。

今もしあなたが「一日の中で気力が持続しきらない」というような悩みを持っているなら。

この記事がヒントになるかもしれません。ぜひ最後までお読みください。

疲労感の正体…?

心理学の分野において「決断疲れ」という用語が存在します。

字面でなんとなくは分かると思いますが,これを簡単に言えば

意思決定を何度も長時間にわたって行うことで起こる疲れのことを言います。

近年はスマホの普及や在宅ワークの一般化,衣食住の多様化などなど,

一昔前に比べて個人が取れうる選択肢がとても多くなっています。

私たちは決断をする機会がとても多く,決断疲れが起こりやすい社会で生きているといえます。

ですのでこの決断疲れに対抗できるようなノウハウを身に着けることはとてつもなく重要なことだといえるでしょう。

それでは僕なりのノウハウを下記で紹介していきます。

“決断”に気づく。

そもそも私たちは無意識のうちにとてもたくさんの決断をしています。

決断疲れをふせぐにはまず,これまでに気づいていなかった無意識の決断を自覚する必要があります。

例えば朝起きてすぐの時間,

朝ごはんの献立は何にするのか。

着ていく服はどれにするのか。

などの比較的自覚のしやすい選択はもちろん,

何分後に朝ごはんを食べようか。

いつ時計を確認しようか。

天気予報を確認しようか。それともしないでおこうか。

など,自覚のしにくい選択も含めれば膨大な量の決断をしています

あなたも今まさに,

この記事を最後まで読もうか,読まないでおこうか。

丁寧に読もうか,雑に読もうか。

などの選択を無意識で行っていることでしょう。

まずはご自身の日常の中でそういった無意識の決断に気付くことをしてみてください。

決断疲れはを減らす方法は2つあります。

“決断”に備える。

一つ目は選択肢を減らすことです。

取れうる選択肢を前もって一つに縛っておくことで決断疲れを防ぐことが出来ます。

下記は具体的な方法例です。

ここでは先ほどの朝の時間のケースで。

朝ごはんは前夜にきめて紙に書いておく。

着ていく服を前夜に決めて紙に書いていたり,着心地の良い服を何着も用意しておく。

朝のルーティンを決めておく。

などなど。逆に疲れてしまいそうですね。

でも実際にやってみてください

朝の用意がスムーズに終わって疲労感は感じません

それどころか清々しい達成感まで味わえますよ

“決断する時間”を短くする。

もう一つは即決断を心掛けるということです。

頭の中に未決断の選択を長い時間放置することでも決断疲れは起こります。

例えば,

勉強で分からないことをいつ先生に相談しようか。

足が痛い。病院に行こうか。行かないでおこうか。

国内旅行にするか,海外旅行にするか。

などです。

しかし,こういった迷いの状態は即決断で今すぐに打破できます。

というのもこういう迷いに対して今出来る選択は大きく分けて

  • 選ぶ
  • 放棄する
  • 保留にする

の3択しかなく,実は迷い続ける必要は全く無いんです。

何か決断を迷っている状態なら即刻選んでしまえばそれだけで決断疲れからは解消されるんです。

また,そもそもその選択がそこまで大事なことでないこともあったりします。その場合選択自体を放棄してしまうのも効果的です。

簡単に決められるような選択でなければ保留の決断も大事です。

もしそのことについて10分悩み,答えが出せなかったとすれば,

少なくとも今現在の自分にはその決断が出来る力量が無いというだけなのでそのまま悩み続けるのは単純に愚策かもしれません。

そんな時にはまず紙に「今後〇日は決断しない」とでも書いてください

はい,これで今のあなたに「決断をすること」にエネルギーを注ぐ必要は無くなりました。

その状態で今度は「決断が出来る力量を持った自分を呼び出す」ことにエネルギーを注ぎましょう。

他人を頼る,情報収集する,規則正しい生活習慣をすることなどでベストな自分を呼び出せばよいです。

恒常的に選択を迫られ続けているならば上記の方法で決断をする時間を短縮してみてください。

エネルギーの持ちが格段に良くなり,今までよりも人生が楽しくなることでしょう

即決が心配ならこう考えてみよう。

ここまでお読みいただいても,早計な決断が後悔を生むかもしれないと心配をお持ちなのかもしれません。

しかし僕は,人生どんな選択をしようが十中八九後悔はする,と思ってます。

なんならそもそも「後悔をしないこと」ってそんなに大事なことか?って思ったりもしますね。

僕自身も以前は「後悔しないこと」を重視して慎重に熟考して動くタイプでした。

「後悔」という感情による「不快感」を恐れていたのでしょう。

でも別に不快でもよくない?死ぬわけじゃないし。

という考え方を身に着けると,面白いように即決が出来るようになりました。

エネルギーの浪費が無くなるので行動量が増え,学びのスピードが上がったと自負しています。

ですので,

状況に押されて仕方なく消極的に決断をするよりも,

主体的に,

60点程度の決断でも良いので行動を量産していく方が面白いと思います。

面白いことをしましょう。

※法律に違反する行動だけはやめましょう。

考え方を強制するつもりはありませんが,カードの一つとして持っておいて貰えれば役に立つかもしれません。

併せて読んで頂きたい過去の記事です。

直感的な行動についてまとめております。

"めんどくさいこと"を楽しむ方法はあるのか。
人生において「めんどくさいこと」に相対するときはしょっちゅうありますよね。めんどくさいことも楽しく取り組めたら人生無敵です。めんどくさいことの先にはイイコトがまってますからね。しかし、それを楽しく取り組む方法などあるのでしょうか?今回の記事...
キキリミ
キキリミ

お読みいただきありがとうございました!!

コメント

  1. みぃ より:

    決断力か……優柔不断な私には痛い言葉ですなぁ💦
    でも決めてからやるのは確かに効率とか上がるし余計な体力とか気力をつかわないなぁって納得した!!
    いつも色んな情報ありがとう!!

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